お疲れ様です
健康診断のシーズンがやってきましたが、今年は検便を提出しなければならない年でした(お食事中の方すみません…)。
検便ってめんどくさいですね…しかも2日法なので、2日分もとらなければなりません。
週末用事があって実家に帰省していたので、わざわざ実家まで検便セットを持参しなければならないという始末。
人生で2回目の検便な気がしますが、前回は数年前なのでやり方も忘れてしまっています。
とりあえず説明用紙を見てやり方を勉強しつつ個室に入ります。

まず専用のペーパーを便器内に敷き、その上に大便君を産出したうえで、棒で表面を擦って検体を採取するようです。
…表面を擦るのか…地味にやだな…
しかし、大腸がんの早期発見のためにも検便は必須!!
気を取り直してペーパーの上に用を足し終えた俺は、大便君の表面を擦り取るべく、便座から立ち上がりました。
その時です。
ピッという電子音と共に、便座の中の水が渦を巻き始めます。
…しまった!!実家のトイレは自動洗浄だ!!
大便君と、専用ペーパー1枚(わずか2枚しか支給されていない)は、みるみるうちに便器内の渦潮に吞まれていきます。
まずい、何とかして検体だけは採取を…!!
しかし、渦に巻かれて揺れ動く大便君の表面を擦るなど、特殊な訓練を受けた人間でなければ不可能。
そうこうしているうちに、大便君と専用ペーパーは勢いよく便器の奥へと吸い込まれていきます。
ふと、大便君の声が聞こえた気がしました。
ごめんね、擦らせてあげられなくて…もうお別れの時間だ、と…。
待ってくれ大便君!俺はまだキミから検体を採取していな……
ザーーーーーーーーーッ(跡形もなく流れる音)
大便くーーーーーーーーーん!!!!!!!!
検体採取用の棒と説明用紙、そして呆然と立ち尽くす俺だけがその場に取り残されました。
先ほどまで窓の外でけたたましく泣いていたミンミンゼミの声は、いつの間にか止んでいました。
もう、夏も終わりなんだな・・・検便どうしよう・・・















