ほのぼの子育て日記

子育て日記中心、時々怪談

激痛ソフトボール

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 お疲れ様です
 突然ですが、ソフトボールの球って全然ソフトじゃないですよね…。先日、加入しているナイターリーグ(ソフトボール)の試合がありました。規則もそんなに厳しくなく、アンダーシャツ等の色は自由だったので、俺はお気に入りの赤のアンダーシャツを着ていつも参加していました。チーム唯一の赤シャツ!紅一点!(男)


 ただ、今回の試合は、育児もあるので欠席のつもりだったのですが、「人数が足りない!不戦敗になってしまう!」と監督から声を掛けられたため、妻から許可をもらい、やむなく参加することとなりました。
 ちなみに、俺は野球もソフトボールも特に部活でやってこなかった初心者なので、守備位置は一番球が飛んでこなそうなライトで、打順は9番。9番ライトといういかにも初心者的な立ち位置です。


 さて、試合前ノック。早速ここで悲劇が起こります。ライトに飛んできたフライをキャッチ!したのですが、突如親指に激痛が…。どうやら突き指をしてしまった模様。やっぱり球は全然ソフトじゃありません。すぐに水道水で冷やすも痛みは治まらず、腫れてきてしまいました。


 監督も心配そうですが、やはり不戦敗のリスクも気にしている様子。ここでチームに迷惑はかけられない…とりあえず監督には試合に出場可能な旨伝えました。
「すまんな…まあライトはそんなに球も飛んでこないし、打順も一番最後だから何とか頑張ってくれ…!」
 監督の言葉を励みに、いよいよ試合開始。ベンチ前に整列すると、なんと相手チームにも赤アンダーシャツが一人いるではありませんか…!間違いなく同志!赤シャツをチラチラ意識しながら守備位置につきます。


 プレイボール後、相手の先頭打者が打った打球は真っ先に俺のところへ飛んできました。ライトに球飛んでこないって言ったの誰だよ!!と思いながらも何とかキャッチ!とともに親指に激痛!!球は落としませんでしたが、この調子だととても多くは取れなさそうです。
 次の2番打者が放った痛烈なゴロは一二塁間を抜けまた俺の方へ。いじめかな??親指にビクビクしつつも、ゴロならあまり痛みを感じず取ることができました。
 3番打者は左打者。これライト飛んできそうだな~イヤだな怖いな~と稲川淳二風に思いながら構えていると案の定打球は俺の方へ…。しかし、ここで怯まないのが俺!打球の落下点へ移動し、グローブを構えました!…が、普通に取れませんでした。というか、落下点予測間違えました。打球は無情にも俺の後方へ…急いで取りに向かうも打者はそのまま一周しホームランとなりました。ごめんピッチャー…。
 

 その後も相手強力打線は右へ左へと打球を飛ばし、我がチームも反撃するも最終回には23-6の大差…これ不戦敗の方がまだ良くない??

 最終回の当方攻撃時、相手マウンドにはクローザーなのかあの赤シャツが上がりました。投球練習を見てても球がめちゃくちゃ速い!体感120km/hくらいはありそうです。この大差でそんなええピッチャー出さんでも…。
 案の定、7番、8番は簡単に打ち取られ、2アウトランナー無しで俺の打順となりました。
 「簡単に終わるなよ!」と監督が声をかけてきましたが、怪我人に何を期待しとんねん。。。


 とはいえ、赤シャツ対決である以上、負けるわけにはいきません。アドレナリンが出ているせいか、打席に立つと親指の痛みもそんなに感じなくなりました。
 2ストライクと簡単に追い込まれてしまいましたが、そこから意地でファウルを打ちまくり、3ボール2ストライクのフルカウントまで持ち込みました。会場も「すげえ!赤シャツ同士いい勝負だ!」と盛り上がっていますが、スコアボードは23-6。さっさと試合を終わらせたい相手チームからするとただの嫌がらせです。


 そして、フルカウントから赤シャツピッチャーの投じた球は低めに外れ、赤シャツバッターが見事四球を勝ち取りました…!!やったよ監督!俺、簡単に終わらなかったよ!!
 次の打者は三振し、ゲームセットとなりましたが、(自分的には)有終の美となりました。

※なお、翌日医者に行ったところ、親指付け根を骨折しており、今シーズン残試合は絶望となりました。これ娘の抱っこにも支障が…orz