こんばんは
先日投稿のローラー滑り台の影響で、臀部が引き続き痛く、筋トレメニューのうち、尻と地面の接地が不可欠な腹筋に支障を来しています。「ガジェットのゴーゴーコースター」然り、子ども向けの乗り物は意外と罠が多いものです。
さて、少し時が遡りますが、うちの実家では田んぼを所有しており、先月、家族総出で田植えが行われました。
田んぼの総面積は3反ほどで、俺も含めた実家家族4名(うち1名は高齢のため不参加表明)で行うには大変なものがあります。ですので、毎回親戚や友人に手伝いに来てもらいます。
俺も職場の同僚(男性)1人に声をかけてみました。こういう時は同僚といえど、低姿勢でお願いしてみるものです。
俺「今度の日曜に、実家の田植えがあるんだけど、もしよろしければ手伝いに来ていただけないでしょうか。当日のお昼は焼肉をご馳走いたします。図書カード500円分もお付けします」
同「急に敬語こわ!笑 図書カードはいらないけど、最近そういうボランティアに嵌まってるからいいよ!」
おお・・・ボランティアに嵌まっているとは何と殊勝なことだろうか・・・就活生でも面接でそんなこと言わないのに・・・。急に高尚に見えた同僚に感謝しつつ、貴重な戦力を獲得することができました。
いよいよ迎えた田植え当日、同僚を途中で拾ってから田んぼに向かうと、既に作業が始まっていました。我々を除いた人数だけでも8名います・・・父、母、叔父、叔母、ベトナム人4名・・・・
ベトナム人4名!?!?
どうやら父の勤めている会社にはベトナム人の技能実習生がいるらしく、彼らが日本の農業も経験してみたいとのことで、手伝いに来てくれたようです。非常にありがたいことですが、日本とベトナムにはボランティアブームでも到来しているのでしょうか。
ベトナム語と日本語が飛び交い、自分がどこの国の田植えをしているのか混乱しながらも、田植えは順調に進んでいき、なんと予定通り午前中で全て終えることができました!!ありがとう!!カムゥン!!(ベトナム語で“ありがとう”の意)
作業後は実家に戻り、お約束の焼肉・・・“BBQ”を楽しみます。手伝いに来てくださったベトナムの方々と俺の同僚、叔父と叔母も加わり、皆で焼肉を囲みました。
いやー、働いた後の御馳走はいつにも増して美味しいものがあります。アツアツのお肉を頬張っていると、隣のベトナム人男性が話しかけてきてくれました。
べ「オトシ、イクツデスカ?」
おお!しっかり日本語!!
俺「31です。そちらは?」
べ「27デス。コンゴトモヨロシクオネガイイタシマス」
・・・めちゃくちゃ丁寧やん。何なら初めて彼女の両親に会う彼氏並みに丁寧やん。
負けじと、よろしくお願いいたします返しをし、国際交流の推進にも寄与できました(たぶん)。
充実した時間を終え、自宅への帰路の途中、ふと自分のポケットに手をやると、中に何か入っています。それは、同僚が受け取らなかった図書カード500円分でした。
家で待ってる娘に絵本でも買ってってやるかなあ・・・田植えが終わった田んぼを横目に、娘の喜ぶ顔を思い浮かべたのでした。