※画像の"ぱんどろぼう"はかわいく撮れたので掲載しただけで、記事の内容には関係ありません。
おはようございます
先日、妻の母…つまりお義母さんが我が家に泊まりに来ました。
お義母さんとは別に悪い関係ではありませんが、来るとなるとやはり気を遣うものです。マイナスなイメージを抱かれることがないよう、細心の注意を払って接しなければなりません。
義「おじゃましまーす」
俺「本日は遠いところからお越しいただきありがとうございます。ささ、どうぞリビングへ」
義「お弁当買ってきたから皆で食べよー」
俺「お気遣いありがとうございます」
ガサゴソとお義母さんが取り出したお弁当は5つ。
…5つ?食べるのはお義母さん、妻、娘、そして俺だけのはず…が、目の前には大人用のお弁当4つと子ども用1つの計5つもあります。
俺の疑問に気付いたのか、お義母さんが言いました。
「俺君、たくさん食べると思うから、2ついいよ!」
…そういうことだったのか!恐らく俺がこの中では唯一の男性だからなのだろうが、30代ともなるとこの量はなかなかキツい…しかし、お義母さんのご厚意を無駄にするわけにはいきません。
俺は謝意を述べながら、自分に割り当てられた焼肉弁当と唐揚げ弁当のコンボに取り掛かりました。
昼食後は満腹で動けない俺を尻目に、お義母さん、妻、娘の3人で室内遊びをしていました。そんな中、お義母さんが部屋の隅に置いてある、あるものを指差して言いました。
「あんなのあったっけ?」
それは、妻が欲しいと言うので、誕生日に買った電動モップでした。
妻「ああ、あれは誕生日に俺君が買ってくれたんだ」
俺「そうなんですよ、妻への誕プレです」
すると、お義母さんは顎に手を置いて一言。
「もっとちゃんと掃除しろってこと?」
…いや!違う違う違う!!なんでその解釈!?妻のリクエスト通りのモノなんです!!何なら、普段の部屋の掃除は俺の分担ですから!!!!
はやる心の声を抑え、上記内容をオブラートに包んで伝え、何とか誤解を解きました。今度からは掃除用具のプレゼントは控えよう。。。てか、俺の必死の弁明の間、妻めちゃくちゃ笑っとったやん。くそう。。。
そんなこんなで日も暮れ、夕飯は皆で焼肉を食べ(俺は昼飯の弁当コンボが依然として腹に居座っており、ほぼドリンクバーを堪能してました)、そろそろお風呂という時間となりました。
風呂に入る前に寝室の部屋割を決めます。
協議の結果、俺が普段寝ている部屋にお義母さんと妻、茶の間に娘と俺で寝ることとしました。
部屋割の通り布団も敷いたところで、お風呂タイムですが、お義母さんは風呂は一番最後で良いと言うので、お言葉に甘えて娘と一緒に最初に入らせてもらいました。
娘を先に洗い、着替えは妻にバトンタッチ。その後、自分の身体も洗って風呂を出ます。パンツを履いたところで、俺はある失態に気付きました。シャツとパジャマを自分の部屋に忘れてしまったのです。
しかし、先程も説明した通り、俺の部屋は今夜は妻とお義母さんの寝室。中では、既にお義母さんが寛いで携帯をいじっています。ここにパンツ1枚で入って行き、シャツとパジャマを取ってくるという今日一番のミッションが訪れてしまいました。
どうする?「いやー、パジャマ忘れちゃって」と照れながら入っていくか?それとも、恥ずかしがらず、ここは自分の部屋だと言わんばかりに堂々とパンイチのまま入場すべきか?
悩んだ挙句、俺は後者を選ぶこともしました。だって、ここは俺の家、そして俺の部屋なのです!
覚悟を決め、お義母さんが寛いでいる部屋にパンイチで入って行きます。入った途端、お義母さんはチラッとこちらを見ましたが、すぐに何事もなかったように、また携帯へ視線を戻しました。もしかしたら、あまりに堂々と入ったので、お義母さんには俺が服を着ているように見えているのかもしれません。これは完ぺきな作戦勝ちです。
義「ドナルドのパンツとかディズニーで買ったの?」
服を着ているように見えていませんでした。俺はヴィレッジヴァンガードで買った旨説明し、そそくさと部屋をあとにしました。
次回から、お義母さんから俺への呼び名が“ドナルド"にならないことを祈るばかりです。。。