ほのぼの子育て日記

子育て日記中心、時々怪談

焼肉の街「飯田」

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 お疲れ様です
 さて、昨日まで県内飯田市へ一泊二日のビジネス出張に行ってまいりました。娘の面倒を妻一人に任せるのは心苦しかったですが、丁重に土下座をして許可をもらいました。

 出張当日は下っ端の俺が社用車を運転し、上司たちを乗せて相手方との集合場所の天竜峡PAに向かいました。ナビもついていない古い車なので、上司に道案内をしてもらいましたが、天竜峡PAに行くためには、飯田山本ICで降りて、三遠南信自動車道に入らなければなりません。したがって、飯田山本ICはJCTの役割も兼ねているということです。
 ところが、いざ飯田山本ICで降りようとしたところ、上司が一言。


「降りるのもう一個先じゃない?」


 え、と思いましたが、高速道路上で止まるわけにも上司の言葉に歯向かうわけにもいきません。ウインカーを消し、本線を走り続けます。自分もこの辺りに土地勘があるわけではないので、きっと新しい道路ができたんだろうなと思っていると、上司がまた一言。


「あ、ごめん、さっきのとこで降りなきゃいけなかったわ」


 やっぱりかい!!!!

 調べると、次のICは岐阜県の中津川。県外まで飛び出てしまいます。とはいえ、高速道路を逆走してしまうと、県外どころかこの世の外へ飛び出してしまうのでやむなく中津川まで行くことにしました。

 ちなみに、中津川ICで係員さんに事情を説明すると、ちゃんと処理していただいて、飯田山本IC~中津川IC間の料金は取られませんでしたので、皆さんも高速道路で目的のICを過ぎてしまっても、慌てることなく、潔く次のICで事情を説明しましょう。STOP逆走!


 その後、天竜峡PAに着いてからは順調に行程が進み、いよいよ夜の懇親会へ。ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、飯田市は焼肉が有名!そこもかしこも焼肉屋だらけです。しかも、牛角や焼肉いちばんのようなチェーン店はあまりなく、個人経営の店が多い印象です。まさに、古くから焼肉文化が浸透している証ですね!!


 焼肉の匂いがついてしまうと翌日の行程に支障を来すので、ホテルで着替えをしてからお店の送迎バスに乗って焼肉屋さんへGO!今回お邪魔したのは飯田市の隣の喬木村にある「きこり」さんです。
 「きこり」さんを紹介させていただくと、いわゆる焼肉居酒屋みたいな形で、地元の人気店でもあり、大人数で行く場合にはまず予約が必須です。お店のイチオシメニューは"マトン"ということで、マトンを注文して食べてみましたが、もう歯ごたえも味も抜群。


 感動のあまりスマホで肉の写真を撮って妻に送ると、「こ〇す」という脅迫文しか返ってきませんでしたが、このブログを書きながらも、パブロフの犬のごとくつい涎が出てしまうほどの味でした。他のお肉もどれも美味でしたので、長野県南部へお越しの方は是非一度立ち寄ってみてください。


 ちなみに、宴会で満腹かつほろ酔いの俺は、帰りの送迎バスを降りたところである失態に気付きます。ホテルの自室に帰ったところでポケットに手をやると…

スマホがねえ!!!!!

 上司にお願いし、すぐにお店に連絡を取るも、閉店時間が過ぎていたため連絡つかず。。。お酒も入っているため、車を運転して取りにも行けません。楽しみにしていた娘とのテレビ電話も諦め、一晩スマホなしで過ごすこととなりました。

 スマホがないと、途端に不安になるのが現代人。テレビを観るも、あまり内容が入ってこず、風呂に入って早々に就寝しました。スマホがないと、SNSを見ることもできないので、こんなにも早く寝れるものなんですね。


 翌朝は人生で初めてモーニングコールを使って起床し、真っ先に「きこり」さんへスマホ回収に連れて行ってもらいました。既に充電が切れ冷たくなった俺のスマホ…一晩寂しい想いをさせてすまなかったな。。。「きこり」さんもご迷惑をおかけしました。

 その日の行程も全部終わって一日ぶりに家に帰ると、待ってましたとばかりに娘が出迎えてくれ…はせず、「ただいま娘ちゃん!」とリビングに行っても絵本を読んだままでした。充電が切れたスマホ並みに冷たい出迎え(泣)
※この後、お土産出したら喜んで寄ってきました。薄情者め…