一週間お疲れ様でした
突然ですが、全国のパパさん達で、料理もできるという方、マジですごいなと思います。
俺は生まれてここまでろくに料理をしたことがなく、一人暮らし時代も全てレトルト食品や外食で済ませていました（多分寿命は縮まってます）。唯一作れるのは玉子焼きとゆで卵くらいです。
そんな中、先週末、娘がキッチンから「ホットケーキの素」を見つけ出してきました。
「パパ！これたべたい！」と言っていますが、料理経験がほぼ無い俺は当然ホットケーキなど作ったことがありません。
ただ、妻も仕事に行っていたため、作るとすると俺し選択肢が無く、「ママが帰ってきてから」と言っても娘は聞きそうにありません。
仕方なく、フライパンや卵、油を用意し、＂人生初のホットケーキ作り＂に取り掛かりました。「ホットケーキの素」裏面に記載されているレシピを熟読しながら進めていきます。
卵とケーキの素をボウルに入れて混ぜる工程は、案の定娘がやりたがったのでやらせてあげました。ひっくり返すリスクもあるので、俺がボウルを手でおさえて娘が混ぜましたが、俺の服にたくさんの卵が飛んできたことは言うまでもありません。
その後、フライパンに油を引き（後で妻に聞いたらバターでもいいらしい）、改めてレシピを見ると、先ほどの混ぜたブツ（以下、「ブツ」という）を1/4ずつフライパンに入れて焼いていくとのことでした。
まあこれはきっと４人前だからなんでしょうが、４回も同じ工程を踏むのは面倒です。それに、実際食べるのは２人なので、1/2ずつ入れることにしました。
フライパンにブツを入れ、フライ返しで広げていきます。美味しそうな匂いがキッチンに充満してきました。娘も「いいにおい～♪」と嬉しそうです。待ってろよ、パパが美味しいホットケーキ作ってやるからな！
ブツの半面が焼けてきたところでいよいよひっくり返します。きれいな形のホットケーキにするためには、この工程が非常に重要となります。
フライ返しをブツの下に入れると、俺は体中の全意識を手先に集中させました。そして、タイミングを見計らい、一気にブツを裏返します。それっ！！！！
……は？？？？
きれいなホットケーキが出来上がるはずが、なんか分離してしまいました。恐らく、フライパンにブツを入れる工程で、一気に1/2を入れたため、大きすぎて上手くひっくり返らなかった模様です。
テンションが激しく下がりながらも、ほぼ３等分となったブツを引き続き火にかけ、いよいよ１枚目（３枚？）のホットケーキが完成しました。
皿に盛り付けて娘と食べてみたところ味はなかなか美味でした。娘も味さえ良ければ形は眼中に無かったようです。
ただ、レシピを遵守することの重要性に気付かされた俺は、それ以降はしっかり全量の1/4ずつ入れて作りました。
すると、（当然かもしれませんが）綺麗にひっくり返せて、31歳にしてレシピの大切さを学んだ一日となったのでした。
